生駒市が12世帯41人に避難指示発令 民家に土砂流入 近鉄けいはんな線は始発から運転見合わせ

AI要約

奈良県生駒市では裏山の崩れにより12世帯41人が避難を余儀なくされた。土砂流入による被害が発生し、避難指示が出された。

流入した土砂により住民の安全が脅かされたが、幸いにもけが人は出なかった。近鉄けいはんな線も土砂流入の影響で運転を見合わせている。

生駒市では被害状況の把握と安全確保に全力を尽くしており、今後の復旧に向けた対応が行われている。

生駒市が12世帯41人に避難指示発令 民家に土砂流入 近鉄けいはんな線は始発から運転見合わせ

奈良県生駒市は28日、住宅地の裏山が崩れたため12世帯41人に避難指示を発令した。

奈良県警生駒署や生駒市消防本部によると、同午後8時ごろ、同市辻町の裏山が崩れ、民家の1階の1室に土砂が流れ込んだ。当時民家には住民が3人いたが、避難して無事だった。この周辺では計6世帯で土砂が流入したが、22人の住民にけがはなかった。

これを受け同市は同午後9時55分に、12世帯41人に避難指示を発令した。

ほぼ同じ時刻に、近鉄けいはんな線生駒-白庭台間の線路にも土砂が流入し、この影響で近鉄けいはんな線は29日の始発から運転を見合わせている。