輪島の海女漁、7月再開へ もずく対象、試験的に

AI要約

坂本哲志農相は、能登半島地震による被災地の農業・漁業支援策について、石川県輪島市での海女による漁の再開や奥能登地域の農家の回復状況について説明した。

畜産業においては、被災前の出荷量・頭数が7割程度回復していることを示し、職員に対して被災者支援に注力するよう指示を出した。

農林水産省は、さらなる復旧・復興に向けて、被災地の農漁業復興をサポートしていく考えを示している。

 坂本哲志農相は28日、能登半島地震に関する農林水産省内の対策本部会議に出席し、石川県輪島市で海女による漁が7月から再開すると明らかにした。もずくを対象とした試験的な操業だとしている。

 また畜産業では、輪島市など奥能登地域の約7割の農家が被災前の出荷量・頭数におおむね回復したとも述べた。その上、農水省職員に対し「被災者に寄り添ったきめ細かい支援で、さらなる復旧・復興に努めてください」と指示した。