宇都宮市長が6選出馬表明 佐藤栄一氏「4年間で道筋」

AI要約

宇都宮市の佐藤栄一市長が6選目指し無所属で出馬を正式表明。

市長選に元財務官僚の毛塚幹人氏も立候補を明言し、選挙戦が激しくなる見込み。

佐藤市長は市と県の協力が重要で、市政継続の必要性を強調。

 宇都宮市の佐藤栄一市長(62)は27日、11月の任期満了に伴う市長選に6選を目指し無所属で出馬すると正式表明した。同市で記者会見し「次の4年間で今ある全ての事業に道筋を付けたい」と語った。市長選には、茨城県つくば市で副市長を務めた元財務官僚毛塚幹人氏(33)が立候補を明言。選挙戦となる見込みだ。

 同時期に見込まれる栃木県知事選への6選出馬を既に表明した福田富一知事に触れ「宇都宮市と県の協力は欠かせない。今まで通り連携したい」と強調。会見に先立つ自身の後援会会合では、集まった支援者らに市政継続の必要性を訴えた。

 全国市長会によると、県庁所在地の現職市長で当選5回は全国最多。