南国の花は“宇都宮育ち” ハイビスカスが出荷ピーク 40度近いハウスで作業に汗

AI要約

栃木県宇都宮市で南国の花ハイビスカスの出荷が最盛期を迎えている。

竹原園芸では23品種、約4万鉢分を育てており、従業員たちが40度近い室温のビニールハウスで摘み取り作業を行っている。

出荷は7月末まで続き、関東や関西の市場を通じて観賞用として流通している。

南国の花は“宇都宮育ち” ハイビスカスが出荷ピーク 40度近いハウスで作業に汗

 夏本番を前に、栃木県宇都宮市徳次郎町の園芸農家「竹原園芸」で、南国の花ハイビスカスの出荷が最盛期を迎えている。

 23品種、約4万鉢分を育てている。24日の同市内は午前中から最高気温が30度以上となった中、同園芸の従業員たちは室温が40度近いビニールハウスに入り、色とりどりの花の摘み取り作業に汗を流した。

 出荷は7月末まで続く。関東や関西の市場を経て観賞用として流通する。直売もしている。一般的なハイビスカスは一日花のため、数日間咲き続ける品種が人気だという。

 同園芸の竹原龍太朗(たけはらりゅうたろう)さん(37)は「順調に育った。たくさんの色の中から、自分好みの花を選んでほしい」と額の汗を拭った。