佐藤市長「27日会見で正式に出馬」 事実上の出馬表明 宇都宮市長選

AI要約

宇都宮市の佐藤栄一市長が市長選挙に出馬を正式に表明した。

福田富一知事も同時期に6選出馬を表明し、街づくりに意欲を示している。

立憲民主党も独自候補の擁立を目指し、政治の構図が変化しつつある。

宇都宮市の佐藤栄一市長は25日夜、市内で自民党宇都宮市連合会の会合に出席し、11月の任期満了に伴って行われる宇都宮市長選挙に、「あさって(27日)会見し、正式に出馬をさせていただく」と述べました。事実上の出馬表明となります。

会合には五十嵐清衆議院議員や高橋克法参議員議員、上野通子参議院議員のほか宇都宮市選出の県議会議員や市議会議員などが出席しました。佐藤市長は62歳、今回6選を目指して立候補することになります。

佐藤市長の後援会は27日午後、宇都宮市内で緊急会合を開き、その後、佐藤市長が会見し、正式に出馬を表明します。

宇都宮市長選挙は過去5回、知事選挙と同じ日に行われていて、先週6選出馬を表明した福田富一知事(71)は「LRTの西側延伸を考えると福田・佐藤で街づくりをしたい」と述べていました。

宇都宮市長選挙を巡ってはこれまでに新人で元つくば市副市長の毛塚幹人氏(33)が立候補を表明しています。また、立憲民主党県連も8月末をめどに独自候補の擁立を目指していますが、24日夜開いた会合では「話を聞く機会を設けたい」と毛塚氏に関心があることを明らかにしています。