不同意わいせつ容疑で福島県警巡査長を逮捕 女性の下半身触る

AI要約

福島県警が商業施設でのわいせつ行為容疑で巡査長を逮捕した。

女性が被害を訴えて事件が発覚し、通報を受けて容疑者の関与が判明した。

県警は厳正な対処を約束し、被害者や県民におわびの意を表明した。

 商業施設で面識のない女性にわいせつな行為をしたとして福島県警は27日、県警郡山北署本宮分庁舎地域係巡査長の渡辺振一朗容疑者(42)=同県三春町下舞木=を不同意わいせつの疑いで逮捕し、発表した。容疑を認めているという。

 県警によると、渡辺容疑者は、5月19日午後4時40分ごろ、同県郡山市内の商業施設で、面識のない10代女性の下半身を偶然を装って着衣越しに1回触った疑いがある。

 女性が翌20日に郡山署に相談し、事件が発覚。6月8日に商業施設の店舗から「似た男が来ている」と通報があり署員が駆けつけ、渡辺容疑者の関与が判明したという。

 七海暢一・首席監察官は「現職警察官が逮捕されたことは、誠に遺憾です。今後の捜査結果を踏まえ、厳正に対処する方針です。被害者はもとより、県民の皆様に深くおわび申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」と話した。(滝口信之)