女子生徒を1対1で指導中に体を触った容疑で54歳高校教諭逮捕…大分県教委が謝罪、教諭は否認

AI要約

教諭が高校の女子生徒にわいせつな行為をした疑いで逮捕された事件。

教諭は生徒を1対1で指導中に体を触る疑いがあり、被害の相談を受けて発覚。

県教委は事件を受けて謝罪し、事実が確認され次第厳正に対処する姿勢を示す。

 勤務先の高校の女子生徒(10歳代)にわいせつな行為をしたとして、大分県警は24日、同県立高校の教諭の男(54)を不同意わいせつ容疑で逮捕した。被害者が特定される恐れがあるとして教諭の氏名を公表していない。

 発表によると、教諭は昨年11月9日午後5時20分頃、校舎内で、生徒を1対1で指導中、体を触るわいせつな行為をした疑い。同10日に生徒の親族から県警に被害の相談があり、発覚した。県警は捜査に支障があるとして認否を明らかにしていない。

 大分県教育委員会によると、高校側は昨年11月9日の放課後、担任教諭が生徒から相談を受けて事態を把握した。教諭は県教委の聴取に対し、否認しているという。高校からの報告では日頃の勤務態度に問題はなかったとしている。

 逮捕を受け、県教委は県庁で記者会見を開き、教育人事課の吉雄幸平課長が「県民の信頼を大きく失墜させることになり、心から深くおわびする」と謝罪。「事実と確認できれば厳正に対処する」と述べた。