留学時代にチャールズ国王とフライフィッシングに出かけた天皇陛下「家族の一員であるかのようなおもてなしをいただいた」

AI要約

天皇陛下とチャールズ国王の親交について

英国王室と日本皇室の交流の歴史

ウィリアム皇太子の訪日と交流

 【ロンドン=沖村豪】天皇陛下は1983~85年の英国留学中に初めてチャールズ国王に会って以来、親交を深められてきた。

 今月19日の記者会見では、留学中に国王とフライフィッシングに出かけ、胴付き長靴を履いて一緒に川に入ったと明かし、「王室の皆様に家族の一員であるかのような心温まるおもてなしをいただいた」と語られた。

 国王は86年、ダイアナ元妃を伴って来日。90年には上皇さまの即位の礼に参列した。カミラ王妃との再婚から3年後の2008年には夫妻で来日し、上皇ご夫妻と夕食を共にした。

 国王は19年の天皇陛下の即位の礼にも出席した。23年の国王の戴冠(たいかん)式には、秋篠宮ご夫妻が参列された。

 ウィリアム皇太子は15年に来日し、東北の被災地を訪問。上皇ご夫妻に昼食に招かれたほか、天皇、皇后両陛下とも会って懇談した。皇室と英国王室は幅広い交流を続けている。