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79年目、犠牲者に鎮魂の祈り 「慰霊の日」前に250人 沖縄
太平洋戦争末期の沖縄戦犠牲者を追悼する79年目の「慰霊の日」を前に、前夜祭が開かれた。
遺族ら約250人が参列し、犠牲者に祈りをささげた。
犠牲者の名前が刻まれた「平和の礎」では、上空にサーチライトを照射し、参列者は戦没者の冥福と平和を祈った。
![79年目、犠牲者に鎮魂の祈り 「慰霊の日」前に250人 沖縄](/img/article/20240622/6676b8320b783.jpg)
太平洋戦争末期の沖縄戦犠牲者を追悼する79年目の「慰霊の日」を前に、最後の激戦地となった沖縄県糸満市摩文仁の平和祈念堂で22日、前夜祭が開かれた。
遺族ら約250人が参列し、犠牲者に祈りをささげた。
午後7時すぎに「平和の鐘」が響くと、遺族代表が祈念堂前で鎮魂の火をともし、参列者は黙とうをささげた。その後、遺族らが献花台に花を手向けた。
主催した公益財団法人沖縄協会の清水治会長(70)は「恒久平和の実現を訴え続けていくことを誓い、謹んでみ霊のご冥福をお祈り申し上げる」とあいさつした。
犠牲者の名前が刻まれた「平和の礎」では、上空にサーチライトを照射。夜空に伸びた4本の「平和の光の柱」に、参列者は戦没者の冥福と平和を祈った。