藤井聡京大教授 税収最高72兆超→賃金減「最悪」 「岸田さんは賃金上げるのだ!税収下げろよ」 「ふざけるなお前!の話です」 正義のミカタ

AI要約

財務省が昨年度の税収が過去最高の72兆円を更新した一方、厚生労働省は25カ月連続で実質賃金が減少していることが判明。

藤井聡氏は、税金の増加と賃金の減少が国民にとって最悪の状況であると指摘し、政府が貧困化を進めていると批判。

岸田首相は賃金を上げると約束する一方、税収減少の必要性も訴えられている。

 元内閣参与で京大大学院教授の藤井聡氏が6日放送のABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」に出演。番組では財務省発表した昨年度の税収が72兆円超となり、4年連続過去最高を更新したことを伝えた。

 一方で厚生労働省発表で「実質賃金 過去最長の25カ月連続減」とも伝えた。

 司会の東野幸治が「調子良いと言っていいんですか?」と聞くと、藤井教授は「まず結論から申し上げると最悪の話」と断じた。

 「72兆円って誰が払ろてんのかて、僕らが払ろてる。1億人だとしたら1人72万円ずつ」とし、「72万円払ってても賃金上がってるならいいですけど、25カ月連続下がってる」と指摘した。

 「お金をたくさん吸い上げることを通して、政府は我々を貧乏にしとるわけです。ふざけるな、お前!ちゅう話です」と語り、一方で「岸田さんは『賃金をあげるのだ!』って言ってる。あげるなら税収下げろよ!」と語り、東野が「バカボンパパみたいになってますよ」と笑わせた。