対外試合で負けた部員に「全員丸坊主か俺が辞めるか」…大半の16人が丸刈り、教諭を文書訓告

AI要約

池田高校の運動部監督が不適切な発言で文書訓告を受ける。

男性教諭が部員に丸坊主にするか辞めるかと発言、大半の部員が丸刈りに。

男性教諭は発言を認めつつ、過去の発言について覚えていないと主張。

 部員に不適切な発言をしたなどとして、岐阜県立池田高校(池田町)の運動部の監督を務めていた50歳代男性教諭が、県教育委員会から文書訓告を受けていたことがわかった。昨年6月22日付。

 県教委によると、男性教諭は2022年9月、対外試合で負けた部員らに対し、「全員丸坊主にするか、俺が辞めるか」と発言し、実際に部員の大半の16人が丸刈りにしたという。昨年3月にも部員に髪を切るよう指導した際、「次の練習までに切ってこなかったら殴るぞ」と発言したという。

 県教委にメールで情報提供があり発覚した。男性教諭は22年9月の発言については認める一方、昨年3月の発言は「覚えていない」としているという。