「あまりに低俗」だった ニッポン放送 鶴光のラジオでの不適切替え歌で謝罪

AI要約

ニッポン放送は17日、3月15日に放送した「鶴光の噂のゴールデンリクエスト」で著しく不適切な内容を放送し、謝罪した。

問題の内容は、落語家の笑福亭鶴光による替え歌のコーナーで、歌詞が低俗であるとして問題視された。

番組は鶴光の下ネタを交えたトークで人気を博していたが、今後の展開については未定とのこと。

「あまりに低俗」だった ニッポン放送 鶴光のラジオでの不適切替え歌で謝罪

 ニッポン放送は17日、3月15日に放送した「鶴光の噂のゴールデンリクエスト」で「公共の電波で流すには著しく不適切な内容があった」として謝罪した。

 落語家の笑福亭鶴光(76)がパーソナリティーを担当。午後6時から約2時間40分放送された。問題になったのは、番組定番となっている替え歌のコーナー。「ピンク・レディー」の複数曲の替え歌を披露したが、その歌詞が「あまりに低俗」だったという。歌詞の具体的な中身については明らかにしなかったが「不快に思われたリスナー、往年の名曲を手掛けられた作曲家の都倉俊一先生、作詞家の阿久悠先生をはじめとする皆さまに深くおわびを申し上げる次第です」と謝罪。「公共的機能を有するラジオ放送局としての責務、自覚を強く持ち、務めを果たしてまいります」とした。

 同局はスポニチ本紙の取材に、問題公表のタイミングについて「社内での協議や各所への対応などを終えたため、公表いたしました」と説明した。

 番組は、鶴光の際どい下ネタを交えたトークが人気。1987年に始まった「鶴光の噂のゴールデンアワー」が前身番組で、20年からプロ野球中継のない期間に放送されており、今後については「何も決まっていない」(同局)とした。