北方領土「洋上慰霊」、8月実施 元島民参加、船内泊コースも

AI要約

北海道は17日の道議会特別委員会で、北方四島の元島民による洋上慰霊が8月20日~9月21日に計7回実施されることを決定した。

ロシアのウクライナ侵攻による北方四島交流事業の中断を受けての対応で、2022年度、23年度に続く3回目の慰霊となる。

洋上慰霊は、千島歯舞諸島居住者連盟と共同で根室港を出発し、歯舞群島と国後島の沖合で慰霊を行う計7回の航海が予定されている。

 北海道は17日の道議会特別委員会で、北方四島の元島民による洋上慰霊を8月20日~9月21日の日程で計7回実施すると明らかにした。

 ロシアのウクライナ侵攻により、北方四島交流事業が中断していることを受けた措置で、2022年度、23年度に続き3回目。

 洋上慰霊は、元島民らでつくる千島歯舞諸島居住者連盟などと共同で実施する。根室港を発着点とし、交流船「えとぴりか」に乗船し歯舞群島と国後島南側の沖合で慰霊する2コースで3回ずつ、国後島北側で慰霊する船内泊コースも1回実施する。