【告白】一日署長の女優・大原優乃さん(24)に“銀行かたる詐欺メール”届く…「詐欺だと気付いた直後ぼう然と座り込んだ」

AI要約

女優の大原優乃さんが詐欺メールに引っかかりそうになった体験を告白

母親の助言で詐欺に気付き、被害を免れることができた

現在は特殊詐欺への注意喚起を行う活動をしている

【告白】一日署長の女優・大原優乃さん(24)に“銀行かたる詐欺メール”届く…「詐欺だと気付いた直後ぼう然と座り込んだ」

大原優乃さん:

これが詐欺だと気付かなくて、全く疑わなかったですね。銀行さんから頂いたメールだと信じてしまいました。

6月11日「めざまし8」の取材に、自身の思わぬ体験を語ったのは、女優の大原優乃さん(24)。

大原さんは女優としてドラマや映画に出演するほかにも、様々な分野で活動しています。

4月に警視庁・三田警察署の一日署長を務めた際には、特殊詐欺撲滅を呼び掛けていました。

そんな大原さんの元に、実は 半年ほど前、ある“不審なメール”が届いていたのです。

今年4月 大原さんに届いたメール:

お客さまのお取引を規制させていただきましたので、お知らせします。

詐欺メールを受け取った大原優乃さん:

まさか自分が引っかかるとは思ってなかったので、ぼう然とあ然として…。

差し出し人の欄には、実際に口座を開設し、利用している銀行の名前が書いてありました。

詐欺メールを受け取った大原優乃さん:

自分のメールアドレスに、実際に使っている銀行名からメールが届いて、「期日までに返さないと口座が止まります」って。

これまで、ショートメッセージサービスに“詐欺めいたメッセージ”が来ることはあっても、メールアドレスに送られてくることはなく、怪しいメールだと疑わなかったといいます。

詐欺メールを受け取った大原優乃さん:

詐欺が身近にあるからこそ止めてもらったんだというふうに思って、すぐに自分の口座名とパスワードだったりとか、自分の口座に関する全ての情報を入力して…。全く、その詐欺だと思わず銀行さんだって信じていたので、ためらいはなかったですね。

では、なぜ詐欺だと気付けたのでしょうか?

実は その日、1人暮らしの大原さんの部屋に、たまたま母親が訪ねてきていました。

詐欺メールを受け取った大原優乃さん:

普通に一緒にリビングにいて、会話の流れで今こういうメールが来たから入力したところっていうのを伝えた感じです。

「すぐ来たからすぐ返したよ」っていう「偉いでしょ」っていう感じで。

すると、画面を見せられた母親が「ばかじゃないの?詐欺だよ!」と…。

詐欺メールを受け取った大原優乃さん:

“それ、詐欺だよ”って(母に)言われました。

詐欺だと気づいた直後に呆然としてしまって座り込んでしまいましたね。

大原さんは、すぐに銀行に電話。対応が早かったため、幸い金銭的被害はなかったそうです。

大原さんが警察に確認したところ、「未払いの料金がある」などとウソのメッセージを送り金銭をだまし取る「架空請求詐欺」の可能性が高いとのこと。

警察庁によると、2023年の特殊詐欺の認知件数は、1万9038件と、2022年と比べ8.4%増加。中でも、架空請求詐欺は全体の27.3%と、「オレオレ詐欺」よりも多い割合となっています。

詐欺メールを受け取った大原優乃さん:

常に携帯を持って生活しているので、携帯の中のことは自分で見分けをつけられるというふうに自分で自信を持ってしまっていたので、そこが良くなかったなって今、思ってます。

現在、大原さんは、自分の経験をもとに、特殊詐欺への注意喚起を行う活動をしています

詐欺メールを受け取った大原優乃さん:

詐欺っていうと、自分の親であったりとか、自分のおじいちゃんおばあちゃんであったりとかに「気をつけてね」って言っている立場だったので、まさか自分がこうやって引っかかってしまうとは思っていなくて。

自分の大切な人だったり、近しい人とこうやって知識を交換し合って、いろんな詐欺があるっていうことを知るっていうのがまず一つの、防ぐための一つかなっていうふうに思っています。(「めざまし8」6月12日放送より)