大阪で今年初の真夏日 来週は気温も湿度も上昇 梅雨入り前に備えておきたいこと

AI要約

関西では8日(土)に30℃以上の真夏日が観測され、大阪市でも今年初めての真夏日となりました。来週は気温と湿度が上昇し、不快な暑さが増える見込みです。

九州南部で梅雨入りが発表されたことや熱中症情報の注意喚起など、暑さや異常気象に対する対策が必要です。

熱中症予防のポイントとして、体調管理や適切な水分補給、エアコンの利用などが重要です。特に高齢者や子どもへの気配りが必要です。

大阪で今年初の真夏日 来週は気温も湿度も上昇 梅雨入り前に備えておきたいこと

8日(土)の関西は、北部や内陸部を中心に30℃以上の真夏日となりました。大阪市でも30.1℃まで気温が上がり、今年初めての真夏日となっています。来週は気温だけでなく湿度も上昇し、徐々に不快な暑さの日が増えてくる見込みです。梅雨入りが近づいているため、雨や蒸し暑さに備えましょう。

8日(土)の関西は、気温を測るアメダス10地点で30℃以上の真夏日となり、大阪市でも今年初めての真夏日となりました。(大阪の去年の真夏日初日は、5月17日でした)

来週は真夏日になる地点がさらに増え、場所によっては真夏日になるのが当たり前になってきそうです。これまでは比較的からっとした暑さの日が多く、日陰に入ると暑さをしのげていました。ただ、来週はいよいよ梅雨が近づき、気温だけでなく湿度も高くなってくるため、たとえ日陰に入っても不快な暑さの日が増えてくるでしょう。

8日(土)は九州南部で梅雨入りの発表があり、本州にもじわじわと雨のシーズンが迫っています。

向こう一週間の熱中症情報では、9日(日)は「注意」か「安全」レベルですが、10日(月)以降は「警戒」か「厳重警戒」レベルの日が続く見込みです。

避難経路やハザードマップの確認、側溝の掃除なども済ませておく一方で、エアコンの掃除や試運転なども早めに行いましょう。

熱中症を予防するには、以下のポイントを心がけてください。

①日頃から、体調管理を心がけましょう。朝など時間を決めて、毎日体温を測定したり、健康状態をチェックしたりすることにより、体調の変化に気づくことができます。

②できるだけ暑さを避けて、喉が渇く前から水分補給を心がけましょう。なるべく涼しい服装を心がけ、日傘や帽子も活用するのが効果的です。入浴の前後や、起床後も、まずは水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。

③暑さを我慢せず、エアコンを使って室内の温度を適度に下げましょう。室内に温度計を置き、室温を確認しながら調節するとよいでしょう。特に、換気を行う場合はこまめに再設定してください。もし、少しでも体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。高齢者や子ども、障がいのある方は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分ご注意ください。