熱中症による労働災害 去年最多251人 この夏も警戒を【岩手】
岩手県内で過去最多の猛暑による熱中症による労働災害が発生したことを警戒
去年251人が熱中症による労働災害で25人が休業が必要となった
20代や50代、時間帯別には午前11時台、午後2時台に多い
岩手県内で去年発生した熱中症による労働災害は猛暑の影響で過去最多となりました。この夏も警戒が必要です。
岩手労働局のまとめによりますと、去年1年間に熱中症による労働災害とされた人は251人で、このうち4日以上の休業が必要となった人は25人といずれも1999年の統計開始以降、最も多くなりました。
年代別では20代、50代、時間帯別では午前11時台、午後2時台の順に多くなっています。
月別では7月と8月で全体の85パーセント以上を占めました。
気象庁の3カ月予報では8月にかけて平年より高い気温が見込まれていて今年も熱中症に警戒が必要です。