9日は西から雨に　蒸し暑くなる　熱中症や食品の管理注意　梅雨入りはまだ少し先か

9日(日)は西から雨雲が広がり、10日(月)は広く雨に。週末以降は不快な蒸し暑さとなるでしょう。熱中症だけでなく、食品の管理にも注意が必要です。梅雨入りは平年より遅れる所が多いでしょう。

明日6日(木)は晴れる所が多いですが、上空の寒気の影響で九州、中国、四国は昼頃からにわか雨があるでしょう。雷を伴ってザっと雨脚の強まる所もありそうです。空模様の急な変化にご注意ください。

7日(金)も日の差す所が多いですが、油断大敵です。大気の状態が不安定になり、関東甲信や北陸、東海でにわか雨の可能性があります。8日(土)は広い範囲で晴れる見込みです。

9日(日)になると西日本に前線が延びるでしょう。前線上に低気圧が発生して、11日(火)にかけて本州付近を通過する可能性があります。9日(日)は西から雨が降り出して、雨の範囲は次第に東へ広がります。10日(月)は全国的に雨が降るでしょう。前線はいったん本州から離れるため、11日(火)からは晴れ間の広がる所が多くなりそうです。曇りや雨が続けば梅雨入りのひとつのタイミングとなりますが、まだ少し先になる可能性があります。

沖縄は6日(木)に梅雨空が戻りますが、7日(金)と8日(土)は晴れるでしょう。9日(日)からは雨の日が続きそうです。

週末からは全国的にムシムシ感がアップします。特に来週前半は名古屋や大阪で30℃以上の真夏日が予想され、不快な蒸し暑さとなるでしょう。風通しをよくしたり、冷房を使用したりと、熱中症対策を万全にしてお過ごしください。

13日(木)と14日(金)も各地で日差しが届く見込みです。15日(土)頃からは再び前線が本州付近まで北上する可能性があり、太平洋側を中心に雨が降るでしょう。その後の前線の動きははっきりしませんが、このあたりも梅雨明けのひとつのタイミングとなりそうです。

この期間は真夏日地点が増えて、特に東海から九州では連日、真夏日となる所が出てきそうです。不快な蒸し暑さが長くことが考えられます。栄養や睡眠をたっぷりとって、暑さに負けない体を作りましょう。

注意が必要なのは熱中症だけではありません。気温も湿度も高くなってくる6月は食中毒にも注意が必要です。

食中毒を防ぐために「①つけない②増やさない③やっつける」の3原則を実践しましょう。

【食中毒三原則】

①つけない

食品を扱う際は、石鹸を使い、手のひらと甲はもちろん、指の間、爪の間、手首などをしっかりと洗いましょう。

調理器具はこまめに洗い、食材によって使い分けるとよいでしょう。

②増やさない

細菌等は時間とともに増殖します。食材を常温に長い時間、放置しないよう、気をつけましょう。

③やっつける

食材はしっかり中心まで加熱しましょう。