「世界環境デー」 気象予報士らが気候変動問題の解決に向けて共同声明
AI要約
「世界環境デー」の5日、全国の気象予報士らが気候変動問題の解決に向けて共同声明を発表しました。
6月5日は国連が制定した「世界環境デー」で、気象予報士やキャスター44人が気候変動問題の解決を加速したいとする声明を発表しました。
アンケート結果では気象情報の中で気候変動についてもっと伝えるべきと考える声が多いものの、まだ伝えていない領域があると指摘されています。
「世界環境デー」の5日、全国の気象予報士らが気候変動問題の解決に向けて共同声明を発表しました。
「気候変動問題について気象予報士ももっと知見を高め、言及をもっと増やしていくべき。世の中の大きな社会問題の関心を気象予報士としても高めていくべき、それが責務だと感じた」（気象予報士・井田寛子さん）
6月5日は国連が制定した「世界環境デー」です。これに合わせて5日、テレビやラジオの天気予報などに出演する気象予報士や、気象キャスター44人が「気候変動問題の解決を加速したい」などとする共同声明を発表しました。また、気象予報士やキャスターの130人に行ったアンケートの結果も出されました。
アンケートでは、8割が気象情報の中で気候変動についてもっと伝えるべきだと思っている一方、約4割が放送の中で伝えたことがないと答えました。今回、声をあげた気象予報士らも危機感を訴えています。
「みなさん40度と聞いても驚かなくなってきている」「危険な気象状況にあるんだよということを今一度確認していただけるような発信をしていきたい」（気象予報士・今村涼子さん）
日常的な気象と気候変動を関連付けることで、より「自分事」として身近にとらえてもらいたいとしています。（ANNニュース）
