中国、日米韓共同声明に反発 台湾問題などで「強烈な不満」

AI要約

日米韓3か国の防衛相が台湾海峡の安定と平和について共同声明したことに対し、中国政府が強い不満と反対を表明した。

声明では台湾問題の平和的解決を促進する姿勢を示し、中国外務省はこれに激しく反発しました。

中国は南シナ海問題など他の領域でも批判を受け、国際関係の基本的基準に違反していると非難されています。

中国、日米韓共同声明に反発 台湾問題などで「強烈な不満」

日米韓3か国の防衛相による共同声明が台湾海峡の平和と安定などに言及したことについて、中国政府は「強烈な不満と断固たる反対」を表明しました。

日米韓3か国の防衛相が2日発表した共同声明では、「台湾海峡の平和と安定の重要性」を強調し、「両岸問題の平和的な解決」を促しています。

これを受け、中国外務省の報道官は。

中国外務省 毛寧報道官

「中国は強烈な不満と断固たる反対を表す」

「台湾問題に口をはさみ、中国の内政に乱暴に干渉した」と共同声明に強く反発。

フィリピンと領有権を争う南シナ海問題などについても、「悪意をもって中国を攻撃・中傷、下心をもって中国と周辺国家の関係をあおり、国際関係の基本的基準に著しく違反した」と非難しています。