インボイス制度スタートで消費税の確定申告が1.8倍に激増!「e-TAX」申告は全体の7割に

AI要約

「インボイス制度」導入以降の初めての確定申告で、消費税の申告件数が1.8倍増加したことが明らかになった。

2024年の確定申告では、消費税の申告件数が1.8倍の197万件に上昇し、大幅な増加が示された。

「インボイス制度」により、消費税の免除がされた事業者も登録すると納税と確定申告の義務が発生することが強調されている。

インボイス制度スタートで消費税の確定申告が1.8倍に激増!「e-TAX」申告は全体の7割に

「インボイス制度」がスタートして以降、初めてとなる確定申告で、消費税の申告件数が前年から1.8倍に増加したことが分かった。

国税庁によると、2024年の確定申告では、消費税の申告件数が前の年と比べて1.8倍となる197万件だった。2023年10月に「インボイス制度」が導入されたことで、大幅に増加した。

「インボイス制度」では、消費税の納税が免除されていた事業者も制度に登録した場合は、消費税の納付と確定申告が必要になる。

国税庁は「申告義務の確認をした上で、申告が必要な人には説明を行い、制度の周知に努めていきたい」としている。

一方、所得税の確定申告では、インターネットの「eーTax」を利用して申告した人が1604万人で全体の7割に上った。