うその確定申告書で還付金をだまし取ったか 男6人逮捕 宮城県

AI要約

宮城県内の男6人が源泉徴収に超過納付があったとうその確定申告を行い、還付金をだまし取った疑いで逮捕された。

男らは虚偽の確定申告書を作成し、710万円をだまし取っていた。

男らはペーパーカンパニーを使い、80万円から180万円の還付金を受け取っていたが、余罪の有無などは捜査中。

うその確定申告書で還付金をだまし取ったか 男6人逮捕 宮城県

2021年、源泉徴収に超過納付があったとうその確定申告を行い、それぞれ70万円から180万円ほどの還付金をだまし取ったとして、宮城県内に住む男6人が逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、仙台市や亘理町に住む28歳から56歳までの男6人です。

警察によりますと、男6人は共謀のうえ、所得税などの還付金をだまし取る目的で源泉徴収に超過納付があったという、うその確定申告書などを作成。2021年8月から10月までに税務署にそれぞれ提出して男ら名義の各口座に還付金を振り込ませ、合わせておよそ710万円をだまし取った疑いが持たれています。

男らは、ある会社から報酬を受け取ったという名目で確定申告を行っていましたが、その会社は活動実績のない、いわゆるペーパーカンパニーで、報酬の支払いや源泉徴収の事実は確認されていないということです。

1人当たりおよそ80万円から180万円の還付金を受け取っていて、仙台国税局からの告訴を受けて警察が捜査していました。

男らは知人関係とみられますが、警察は捜査に支障があるとして、それぞれの認否を明らかにしていません。

警察は、男らの余罪の有無やほかに犯行に関与した人物がいないかなどを引き続き調べています。