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ライドシェア全面解禁めぐりデジタル大臣・国交大臣の意見一致せず 協議続く
斉藤国土交通大臣と河野デジタル大臣がライドシェア解禁について協議中
政府は全国的な移動の制約解消を目指す方針
両大臣の意見が一致せず、今後の協議が続く
![ライドシェア全面解禁めぐりデジタル大臣・国交大臣の意見一致せず 協議続く](/img/article/20240528/665565b59a672.jpg)
4月から一部解禁されたライドシェアを巡り、斎藤国土交通大臣が全面解禁の見送りを求め、河野デジタル大臣との協議が続いています。
河野デジタル大臣
「引き続き斉藤大臣としっかり協議をして、全国的な移動の制約の解消に取り組んで参りたいと思います」
4月から導入された「日本版ライドシェア」を巡って政府は、タクシー会社以外の参入も認めるための法制度などについて、6月に方向性を示す方針です。
そんななか、斎藤大臣は27日、河野大臣のもとを訪れ、全面解禁をすればタクシー運転手に大きな影響が生じかねないとして、法制度について、当面、言及しないよう求めました。
一方、河野大臣は現在のライドシェアの効果を検証しながら、法制度の検討も同時に進めていくべきだとの考えを示し、両大臣の意見は一致しませんでした。
河野大臣は引き続き協議していくとしています。