満足できる!? Amazonで5000円弱の激安ミラー型ドラレコを買って試してみました!

AI要約

ミラー型ドライブレコーダーは人気絶頂のアイテムであり、国内メーカーの高価なモデルに代わり、格安海外製モデルも選択肢になる。

4699円の海外製モデルを実際に試した結果、取り付けに関する不安点が見受けられるが、ディスプレイの明るさや操作性は良好であり、普通のミラーとしても使用可能。

性能や使い勝手には問題がある点もあるが、価格を考慮すると十分な機能を持っていると言える。

満足できる!? Amazonで5000円弱の激安ミラー型ドラレコを買って試してみました!

“欲しいカーグッズ”の筆頭に上がることも多い、人気絶頂のアイテムが「ミラー型ドライブレコーダー」だ。1台で2カメラドライブレコーダーとデジタルミラーの2つの機能を備えており、ドライブの安全、安心にも貢献する。

とはいえ国内メジャーメーカーのモデルとなると少なくとも3万円以上の予算を見ておかねばならず、簡単に手を出すことができずに購入を迷っている人も多いだろう。

そこで気になってくるのが、インターネットサイトで販売されている海外製の格安モデル。価格は1万円以下もめずらしくない、とはいえ実際に使えるのか? どれほどの性能があるのか? とても気になるはず。

今回は最安レベル(購入時)である4699円の海外製モデルをAmazonで実際に購入して“本当に使えるのか”チェックしてみた。

システム構成はフロントカメラを内蔵した10インチ・ミラー型の本体にリヤカメラユニットを組み合わせたもので、電源はアクセサリーソケットから取得できる。GPSは装備しておらず、映像記録用のmicroSDカードは別売りとなる。

本体は純正ルームミラーに付属ゴムバンドで固定するポピュラーな方式。フロントカメラは純正ミラーと干渉しないよう約2cm引き出しができ角度調整も可能。

しかしながら、助手席側に取り付けられているためクルマによってはミラー背面の純正ユニットでカメラの撮影範囲を塞いでしまうし、右方向にカメラを向けられない(反対車線側が映りくくなる)。

また、取扱説明書によるとバックカメラはリヤガラス(車内)またはナンバーガーニッシュ(車外)に取り付けられることになっているが、バックカメラの付属ブラケットの形状を見るとナンバーガーニッシュにしか取り付けられず、リヤガラスに取り付ける場合はブラケットを自作しなくてはいけないことが判明。

バックカメラの外装がプラスチック製のため、経年劣化による割れや浸水も心配だ。と、すでに取り付けの時点で不安なポイントが散見された。

ミラー型のディスプレイは十分な明るさで見やすく、タッチパネルの反応も十分に使えるレベル。表示されるメニューは日本語も選べるので設定操作は難しくなかった。使い勝手はいい。電源を切れば普通のワイドミラーとして使える。