5%台の賃上げ「非常に心強い」 大企業の1次集計で 経団連会長

AI要約

経団連の十倉雅和会長は21日の記者会見で、2024年春闘の1次集計結果を発表。大手企業の月例賃金引き上げ率が5.58%で、楽観的な姿勢を示した。

十倉氏は賃金と物価の好循環の重要性を強調し、今後も賃金の上昇を推進したいと述べた。

賃金の引き上げは当然という社会的規範を築くため、全力で取り組む考えを示した。

 経団連の十倉雅和会長は21日の記者会見で、前日公表した2024年春闘の1次集計によると、大手企業の月例賃金引き上げ率が5.58%となったことを「非常に心強い結果であり、素直にうれしく思う」と評価した。

 

 十倉氏は「大事なのは賃金と物価の好循環が続くことだ」と指摘。「賃金が上がっていくのが当然だという社会的規範を醸成するまで、全力で取り組みたい」と語った。