新幹線の「自由席車両」にて座れずに立っていた年配の女性。指定席ではないし席を譲るべきでしたか?

AI要約

新幹線の指定席と自由席についての考え方や料金の違いについて詳細に解説しました。

高齢者に席を譲るかどうかの問題について、ケースバイケースで判断する必要があることを述べました。

指定席を取らなかった場合の事情や、座れない場合の対処法についても言及しました。

新幹線の「自由席車両」にて座れずに立っていた年配の女性。指定席ではないし席を譲るべきでしたか?

新幹線の自由席に座っていて、座れずに立っている年配の方を見ると席を譲るべきかで悩むことがあるでしょう。

しかし、新幹線には指定席もあるので、座りたいのであれば最初から指定席を取ることも考えられます。あえて指定席を取らずに「自由席に座れない場合は立つ」というつもりだったのかもしれません。

人にはそれぞれ事情があることも踏まえて、どうすべきか考えた方がいいでしょう。

本記事では、新幹線の自由席に座れない高齢者に席を譲るべきか否かの問題について、指定席を取らなかった事情として考えられるものや、自由席と指定席の料金の違いも含めてご紹介します。

新幹線には自由席と指定席があり、確実に座れる指定席の方が料金は高く設定されています。自由席は確実に座ることはできないため、座りたい人は早くからホームに並ぶことになるでしょう。

もし座れなかった場合、新幹線は1区間が長い傾向があるため、長時間立ちっぱなしになってしまいます。そのため、高齢の方が座れない場合は、長時間立っていることが体力的に負担になると考えられるため、譲るべきか迷うこともあるでしょう。

しかし、相手の年齢や状況によっては、座席を譲ることが失礼にあたる可能性も考えられるため、席を譲るか譲らないかはケースバイケースと言えます。

年配の方が立っているからといって、席を譲ったほうがいいとは限らないでしょう。

例えば、人によってはお年寄り扱いされることを不快に感じることもあるかもしれません。また、ほかにも立っている乗客がいる場合、その年配の方にだけ席を譲ると不公平感が出ることも考えられます。

指定席が空いている場合に限りますが、もし立っているのがつらければ、指定席を購入してもらう選択肢もあるでしょう。

新幹線の自由席と指定席の料金は、新幹線の種類や時期によって変動します。例えば、東京から新大阪までを例に挙げた場合、料金は以下のようになっています。

●のぞみ

乗車券:8910円

自由席:4960円(指定席:5610円)

●ひかり

乗車券:8910円

自由席:4960円(指定席:5290円)

●こだま

乗車券:8910円

自由席:4960円(指定席:5290円)

自由席と指定席の差額は、のぞみが650円、ひかりとこだまが330円です。

東日本旅客鉄道株式会社によると、使用開始後の切符の変更について、「指定席、自由席特急券、急行券、自由席グリーン券は1回に限り変更できます。その際には、変更前と変更後の料金を比較してその差額をいただきます。」と記載がありました。

前述の差額を大きいと感じるか小さいと感じるかは人それぞれですが、確実に座れる席を確保したければプラスして支払った方がいいのかもしれません。