日鉄ステンレス 9―11月契 Ni系線材4.5万円値下げ 原料安受け

AI要約
日鉄ステンレスは19日、ステンレス線材の価格を引き下げることを発表値下げは原料価格の下落と円高ドル安を受けて行われるニッケル系とクロム系の価格はそれぞれ引き下げられ、過去数期ぶりの調整となる

日鉄ステンレスは19日、ステンレス線材の価格について、2024年9―11月契約(10―12月ロール)でニッケル系(SUS304前提)をトン当たり4万5000円、クロム系(SUS430前提)を同5000円それぞれ引き下げると発表した。原料価格の下落と、円高ドル安を受けて改定する。値下げは、ニッケル系が23年12月―24年2月契約以来3期ぶり、クロム系は23年9―11月契約以来4期ぶり。