米一戸建て住宅着工件数、8月15.8%増 ローン金利低下で

AI要約

米国の一戸建て住宅の着工件数が前月比15.8%増の99万2000戸となる

住宅ローン金利が低水準で金融緩和サイクルが開始される可能性があり、今後さらに低下する見込み

新規住宅供給は2008年以来の水準で、8月の一戸建ての建設許可件数も増加

米一戸建て住宅着工件数、8月15.8%増 ローン金利低下で

[ワシントン 18日 ロイター] - 米商務省が18日に発表した8月の一戸建て住宅の着工件数(季節調整済み)は年率換算で前月比15.8%増の99万2000戸となった。

7月の着工件数は85万7000戸と、前回発表の85万1000戸から上方修正された。7月の着工件数の減少はハリケーン「ベリル」が一因とされる。また、足元の住宅ローン金利は1年半ぶりの低水準にあり、18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で金融緩和サイクルが開始されると予想されることから、今後さらに低下する公算が大きい。

新規の住宅供給は2008年初めに近い水準となっている。8月の一戸建ての建設許可件数は2.8%増の96万7000戸だった。