米国8月住宅着工9.6%増 2カ月ぶりプラス

AI要約

米国の8月の住宅着工件数は2カ月ぶりに増加し、市場予想を上回った。

一戸建ての着工件数が増加し、全体の前年同月比も増加した。

地域別では南部や中西部で着工件数が増加したが、北東部は減少した。

 【ワシントン共同】米商務省が18日発表した8月の住宅着工件数(速報、季節調整済み)は年率換算で前月(改定後)より9.6%増の135万6千戸だった。プラスは2カ月ぶり。市場予想の131万戸程度を上回った。

 主力の一戸建てが15.8%増の99万2千戸だった。集合住宅は減少した。全体の着工件数の前年同月比は3.9%増だった。

 地域別では、最大市場の南部が前月比15.5%増えたほか、中西部が29.6%増、西部も5.9%増。北東部は27.3%減だった。

 着工件数の先行指標となる建設許可件数は4.9%増の147万5千戸で、市場予想を上回った。前年同月比では6.5%減少した。