ナス物産、レイアウト刷新 関西加工拠点、シャーリング撤去 26年3月に完成予定

AI要約

日本冶金工業グループの中核商社、ナス物産は、関西加工センターでの設備投資に約6億円を投じる。具体的には倉庫の新設や事務所棟の建て替えを行い、コイルセンター機能の再構築を進める。

投資の目的は、コイルセンターの機能強化や大阪支店を含めた職場環境改善、将来に向けた基盤強化にあり、2026年3月の完成を見据えている。新設される建物や設備は、拠点レイアウトの見直しを兼ねて構築される。

設備投資により、シャーリング設備が撤去されるなど、施設の効率化が進められる。今回の投資により、関西加工センターの生産性と競争力が向上することが期待される。

 日本冶金工業グループの中核商社、ナス物産(本社=東京都中央区、伊藤真平社長)は、ステンレスコイルセンターの関西加工センター(大阪府堺市)で、倉庫の新設や事務所棟建て替えなどに約6億円を投じる。コイルセンター機能の再構築と、大阪支店を含めた職場環境改善、将来を見据えた基盤強化の一環。今回の設備投資は、拠点のレイアウトの見直しを兼ねており、その一つとしてシャーリング設備を撤去する。レイアウト見直しと建屋新設は、2026年3月の完成予定。