DCJPYのディーカレットが63億円調達/トランプ氏勝利なら12万5000ドル?【Weekly Review:9/7~9/13】

AI要約

ディーカレットが約63億円を調達し、DCJPYを通じたステーブルコインの動きが注目される。

ビットコインが6万ドルに回復し、個人マイナーの活動も注目される。

アルトコインの動きは低調で、アンチ・ステーブルコインの影響も考慮される。

デジタル通貨DCJPYを手がけるディーカレットが約63億円を調達。ステーブルコインをめぐる動きは2024年度後半、加速すると見られていますが、「トークン化預金」のDCJPYは、利用が口座保有者に限られるものの、その構想には日本の大手企業が数多く参加しており、企業間決済で広がりを見せるかもしれません。

米大統領選、FRBの利下げ観測などでビットコインをめぐる動きに注目が集まりました。春に日本円建てで1000万円を超えて以降、夏は低迷が続いていましたが、ようやく6万ドルを回復しています。個人マイナーのブロック生成も注目されました。

市場の低迷もあり、アルトコインは大きな動きが見られませんでした。アメリカの官民ともに見られるアンチ・ステーブルコインの考え方は、ステーブルコインの国際決済への活用のハードルとなるかも?

秋元康氏が関わるプロジェクトがソニーのSoneiumを採用。ソニーはグループ内にゲーム、映画など豊富なIPを抱えているだけに、この先、Soneiumを軸にどのような動きが展開されるのか、その動きを多くの業界関係者が注視しています。金融サービスとの連携も、当然、視野にあると思われます。

大和ハウスが傘下のホテルでWeb3活用……。これだけなら、One of themのニュースですが、顧客インセンティブとしてステーブルコインを付与するそうです。リリースに具体的な銘柄は明記されていなかったので、詳細を取材中です。