# 金利上昇

豪小売売上高が予想以上の伸び、中銀による利上げの根拠強まる
2024.07.03

豪小売売上高が予想以上の伸び、中銀による利上げの根拠強まる

(ブルームバーグ): オーストラリアの5月の小売売上高は市場予想以上に増えた。金利高を背景にした値引きが主に消費を押し上げた。豪統計局の3日の発表によると、小売売上高は前月比0.6%増となり、伸び率はエコノミスト予想(0.3%増)の倍に達した。4月の0.1%増から加速し、4カ月ぶ

円が対豪ドルで約33年ぶり安値に、小売りなど豪経済指標が予想上回る
2024.07.03

円が対豪ドルで約33年ぶり安値に、小売りなど豪経済指標が予想上回る

(ブルームバーグ): オーストラリアで3日発表された5月の小売売上高や住宅建設許可件数が市場予想を上回ったため、豪州の金利が上昇し、豪ドル買いが優勢となっている。円は対豪ドルで1991年8月以来の安値を更新した。(c)2024 Bloomberg L.P.

財政強靭化は「喫緊の課題」、格下げなら多方面に影響=国際収支懇報告書
2024.07.02

財政強靭化は「喫緊の課題」、格下げなら多方面に影響=国際収支懇報告書

Takaya Yamaguchi[東京 2日 ロイター] - 国際収支に関する私的懇談会は2日、今後金利がさらに上昇する可能性に言及し、「財政を強靭化することは喫緊の課題」などとする認識を盛り込んだ報告書をまとめた。懇談会を率いてきた神田真人財務官が発表した。

積水ハウスが大型劣後債、日本企業の円債発行は記録的ペース
2024.07.02

積水ハウスが大型劣後債、日本企業の円債発行は記録的ペース

(ブルームバーグ): 積水ハウスは2日、大型劣後債の発行条件を決定した。日本銀行が追加利上げに踏み切るとの観測が広がる中、国内市場では企業による社債発行が記録的なペースとなっている。積水ハウスは2本立てで総額2000億円の劣後債を起債した。調達資金は1月に発表した米M.D.C.ホ

国債利率、12年ぶりに1%台 10年物、0.8%から上げ
2024.07.02

国債利率、12年ぶりに1%台 10年物、0.8%から上げ

 財務省は2日、7月3日に発行する10年物国債の入札で、国債の買い手に支払う利子の割合を示す「表面利率」を年0.8%から1.1%に引き上げた。1%台にするのは2012年4月以来、約12年ぶり。日銀が13年4月に大規模な金融緩和策を始める前の水準となった。 国債は国が借金するために

〔東京外為〕ドル、161円台半ば=米金利上昇で水準切り上げ(2日午前9時)
2024.07.02

〔東京外為〕ドル、161円台半ば=米金利上昇で水準切り上げ(2日午前9時)

 2日朝の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米長期金利の上昇に支援され、1ドル=161円台半ばに水準を切り上げている。午前9時現在、161円50~52銭と前日(午後5時、161円01~03銭)比49銭のドル高・円安。 前日の海外市場では、米国時間に上昇基調を強めた。米

企業の借入金利、半数超が前年度から「上昇」 上昇幅最多は「+0.1%未満」、平均借入金利3年ぶり1%台
2024.06.26

企業の借入金利、半数超が前年度から「上昇」 上昇幅最多は「+0.1%未満」、平均借入金利3年ぶり1%台

 日本銀行がマイナス金利政策の解除を決定して3ヵ月が経過した。この間、短期金利が低水準で推移する一方、国内債券市場では長期金利が11年ぶりに一時1%台まで上昇したほか、国内金融機関では預金金利の引き上げといった動きが進み、「金利のある世界」への突入が鮮明となっている。 企業でも支

ビットコインの下落は株式市場への警告…今夏にS&P500が調整される可能性も(海外)
2024.06.26

ビットコインの下落は株式市場への警告…今夏にS&P500が調整される可能性も(海外)

ビットコイン価格が下落しているが、これは株式市場全体への警告だと言う人もいる。スタイフェルのストラテジスト、バリー・バニスターは、ビットコインとナスダック100指数には強い相関関係があると指摘している。金利上昇の影響を受けて株価は夏に調整されるとバニスターは予想して

「アルファード」のローンが残り350万円です。「これから金利が上がる」と聞いたのですが、車のローンも上がってしまいますか? ギリギリで組んでいるので不安です…
2024.06.25

「アルファード」のローンが残り350万円です。「これから金利が上がる」と聞いたのですが、車のローンも上がってしまいますか? ギリギリで組んでいるので不安です…

3月の日銀のマイナス金利政策解除以降、連日のように報道された「金利上昇」のニュース。住宅ローン金利に影響し、金融機関の融資金利が上がっている、と見たり聞いたりした人は多いでしょう。自動車ローンを利用している人の中には、金利上昇のニュースを見聞きし、先行き不安に感じることもあるかと

豪消費者信頼感指数、6月は減税控え改善 金利リスクくすぶる
2024.06.25

豪消費者信頼感指数、6月は減税控え改善 金利リスクくすぶる

[シドニー 25日 ロイター] - ウエストパック銀行とメルボルン研究所が25日発表した6月のオーストラリア消費者信頼感指数は、近く実施される減税への期待を背景に改善した。ただ、金利上昇リスクもくすぶっている。6月の指数は前月比1.7%上昇の83.6。依然として悲観的な回

「夏のボーナス、どう運用する?」社債やネット銀行の定期など「確定利付き商品」にも注目
2024.06.24

「夏のボーナス、どう運用する?」社債やネット銀行の定期など「確定利付き商品」にも注目

 3月に日本銀行がマイナス金利政策を解除し、「金利のある世界」に戻って迎える夏のボーナスシーズン。東証プライム市場の上場企業では平均妥結額が初めて80万円台となった。新NISAブームもあり、ボーナスの運用を考えている人も多いだろう。そんな中、ネット専業銀行や地銀のインターネット支店では、金利上

返済中の住宅ローン金利引き上げへのカウントダウンは始まっている! 銀行員が予想するシナリオとは
2024.06.23

返済中の住宅ローン金利引き上げへのカウントダウンは始まっている! 銀行員が予想するシナリオとは

金利上昇と住宅ローンに関するニュースやネット記事が増え、住宅ローン、特に変動金利を返済中の人は(私もそうです)不安が募っている状況だと思います。本記事では、実際に住宅ローン金利が上がる時、過去の事例から予想する動きと、返済困難になった人へのセーフティーネットなどを現役銀行員が解説します。(金融

「金利のある世界」30代で年55万円の負担増も 中所得層は「今までの常識を変える必要がある」
2024.06.23

「金利のある世界」30代で年55万円の負担増も 中所得層は「今までの常識を変える必要がある」

 日本銀行は3月にマイナス金利政策を解除し、今後は利上げが見込まれている。金利が上がると預金や株式の利子や配当が増える一方で、借金にかかる利息も膨らむ。「金利のある世界」ではどんな心構えや備えが必要か。家計への影響を試算した専門家に聞いた。*   *   * 金利の

農林中金が米国債など10兆円売却へ、損失処理で25年3月期は1・5兆円まで赤字拡大の可能性も
2024.06.18

農林中金が米国債など10兆円売却へ、損失処理で25年3月期は1・5兆円まで赤字拡大の可能性も

 海外の金利上昇で多額の含み損が発生した農林中央金庫が、保有する米国債などを2024年度中に10兆円程度売却することがわかった。損失の処理により、25年3月期の最終利益で5000億円超を見込んでいた赤字額は1兆5000億円規模まで膨らむ可能性がある。 外国債券の損失を確定させた上

農林中金、最終赤字1兆5千億円規模へ拡大 米国債など10兆円売却
2024.06.18

農林中金、最終赤字1兆5千億円規模へ拡大 米国債など10兆円売却

 農林中央金庫の2025年3月期決算の最終赤字が、当初想定していた5千億円超から1兆5千億円に大幅に拡大することが分かった。欧米の金利上昇によって価格が下落した米国債や欧州債を10兆円規模で売却し、損失を集中的に処理する考えだ。 農林中金の奥和登理事長は5月に開いた24年3月期の

〔米株式〕NYダウ続落、106ドル安=ナスダックは小動き(17日午前)
2024.06.17

〔米株式〕NYダウ続落、106ドル安=ナスダックは小動き(17日午前)

 【ニューヨーク時事】週明け17日午前のニューヨーク株式相場は、新規材料待ちで手控えられる中を長期金利上昇を嫌気した売りが先行し、続落している。優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時現在、前週末終値比106.68ドル安の3万8482.48ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は5.

ピムコの正直氏、日本国債は超過収益狙える市場-世界的に重要度増す
2024.06.13

ピムコの正直氏、日本国債は超過収益狙える市場-世界的に重要度増す

(ブルームバーグ): 米債券運用大手パシフィック・インベストメント・マネジメント(ピムコ)は、日本銀行による年内2回の利上げを予想した上で、日本国債は利回り上昇に伴って高い収益を狙える市場に戻っていくとみている。ピムコジャパンリミテッド共同代表者兼アジア太平洋共同運用統括責任者の

変動金利の住宅ローン返済中の人必見! 金利上昇リスクの対策3選
2024.06.13

変動金利の住宅ローン返済中の人必見! 金利上昇リスクの対策3選

住宅ローンを借りる際、変動金利を選ぶ人が増えています。住宅金融支援機構の「住宅ローン利用者調査」を見ると、2020年11月の調査では、調査対象者の62.9%が変動金利を選択しているのに対し、2023年10月の調査では、74.5%が変動金利を選択しています。しかし、2024年3月に

住宅ローン金利が約13年ぶりに引き上げ!個人が身を守るために準備すべきこと
2024.06.13

住宅ローン金利が約13年ぶりに引き上げ!個人が身を守るために準備すべきこと

 6月から、大手行やネット銀行は固定型の住宅ローン金利を引き上げた。3メガバンクの10年固定型の基準金利は3.89%(平均)、0.08%上昇する。これは約13年ぶりの水準だ。6月13~14日に予定する金融政策決定会合では、日銀が追加の利上げを実施するとの予想もある。金利上昇により企業の淘汰が加

マイナス金利政策解除 マイホーム希望者の4割が「購入を早めたい」
2024.06.12

マイナス金利政策解除 マイホーム希望者の4割が「購入を早めたい」

 リサーチ&マーケティング支援を行うネオマーケティング(東京都渋谷区)は、全国の20歳以上の男女を対象に「マイナス金利」について調査を行った。 日本銀行は3月19日、2016年から続けていたマイナス金利政策の解除を決定した。この決定について「実施されることは知っている」と答えた人