精神疾患を有する総患者数は614.8万人、心もカラダも落ちたときどうやって自分をケアすればいいのか…大人気ニューハーフ女優・橘芹那に聞く、波長が合わない人との付き合い方

AI要約

メンタルと体は密接に関連しており、お互いに影響を及ぼすことがある。

厚生労働省のデータによると、精神疾患を有する人が増加しており、メンタルヘルスのケアが重要視されている。

大人気ニューハーフ女優のせりにゃんこと橘芹那氏は、メンタルケア法を共有し、自己受容と適切な距離のとり方を大切にしている。

精神疾患を有する総患者数は614.8万人、心もカラダも落ちたときどうやって自分をケアすればいいのか…大人気ニューハーフ女優・橘芹那に聞く、波長が合わない人との付き合い方

 メンタルが落ち込むと体も重くなる。体に不調をきたすと、メンタルが重くなる。心と体はひとつであり、どちらか片方のケアを怠れば共倒れとなってしまう。

  厚生労働省によると、精神疾患を有する総患者数は2020年に614.8万人に達した。2002年には258.4万人だったことから、その数は倍以上にも膨れ上がっている。自身のメンタルヘルスをいかにケアするか、がより多くの人の関心事となってきたと言えるだろう。

 大人気ニューハーフ女優のせりにゃんこと橘芹那氏は、失恋や多忙でメンタルと体調が落ち込んだとき、いつも自分にしてあげることがある。しかも、その方法は女性やニューハーフだけではなく、おじさんにもてきめんに効果があるという。みんかぶプレミアム特集「強運の法則」第7回では、そんなせりにゃんにメンタルケア法を聞いた。

――前回のインタビューから3カ月経ちましたが、相変わらず可愛いですね。元気にされていましたか? みんかぶマガジン読者も、せりにゃんの再登場を待っていたと思います。

せりにゃん(以下、同)

 うん、ありがと。最近ね、引っ越ししようと思って。住みたい物件を探して、内見をして、審査のための書類を提出するでしょ? 不動産屋さんからは、「審査が通るかどうかはオーナーさんの趣味で左右されそうです」って言われて。それは、ニューハーフだからというよりもA●女優という職業だからかもしれないけど、やっぱり思い通りにいかないね。

――そういう現実的な悩みも出てくるんですね。せりにゃんのXの投稿を読んでいると、いつも元気そうに見えます。でも、性自認に関する悩みって、今でもあるんでしょうか。

 たぶん自分の性自認をオープンにできるようになってから、ほとんど悩みは消えたかもしれない。ちっちゃいときって良くも悪くも子どもって、思ったことをすぐ口にしちゃうけど、大人になるとそういうのは減ってくるしね。中には心ないことを言う人もいるけど、大人になるにつれて自分と波長が合わない人とは距離を置けるようになるでしょ。だから、深く傷付く前に自分から避けられるよね。