「老人扱いされていると感じる」 敬老の日に関する意識調査で50歳~88歳の女性43.3%が「お祝いされたくない」と回答
「敬老の日」に関する意識調査で、「お祝いされたくない」シニアが増加していることが明らかになりました。
調査結果から、プレゼントを渡すよりも直接会ってお祝いする傾向が高まっていることが分かりました。
年齢によるイメージや祝われる対象年齢についても変化が見られ、社会全体での敬老の日の捉え方に変化が起きていることが示唆されています。
「敬老の日」を「お祝いされたくない」が増加しています。
シニアの生き方について調査・分析を行っている民間の研究所が行った「敬老の日」に関する意識調査で、調査をされた50歳から88歳までの女性のうち43.3%が「お祝いされたくない」と答えました。
「祝われる年齢ではないと思う」、「老人扱いされているように感じる」などが主な理由で、3年前(2021年)に行った同様の調査(40.0%)から3.3ポイント増えました。
また、敬老の日を祝われる対象年齢のイメージを尋ねたところ平均が73.7歳となり、前回調査の70.7歳から増加しました。
一方、敬老の日にお祝いをする予定があると答えた人に内容を聞いたところ、「プレゼントを渡す(郵送を含む)」が前回調査と同様に最も多かったものの、「一緒に家で食事をする」や「直接会って話をする」が前回よりも増え、直接会ってお祝いする傾向が高まっている結果となりました。
「プレゼントを渡す(郵送を含む)51.7%(前回45.0%)
「一緒に家で食事をする」30.0%(前回28.3%)
「直接会って話をする」28.8%(前回21.7%)
ハルメク 生きかた上手研究所調べ
調査方法:WEBアンケート
調査対象:50~88歳の全国のモニター組織の女性・584名
調査実施日:2024年7月26日~7月29日