ホンダジェット最新エリートII、国内初導入 オンリーユーエアが受領

AI要約

FPG(7148)の子会社であるオンリーユーエアが、国内初導入となったホンダジェットの2号機を運航機材に加えた。

ホンダジェットの最新型「Elite II」は航続距離が向上し、着陸時の操縦性や着陸性能が向上している。

プライベートジェット事業はFPGグループの個人富裕層顧客をターゲットに、優先航空券などのサービスを展開している。

 FPG(7148)の100%子会社オンリーユーエア(旧FPGエアサービス)は、小型ジェット機「HondaJet(ホンダジェット)」の2号機(登録記号JA10YA)を受領し、9月から運航機材に加えた。ホンダジェットの最新型「Elite II(エリートII)」で、国内初導入となった。

 オンリーユーエアは、今年4月にホンダジェットによるプライベートジェット事業を開始。1機目は性能向上型「Elite S(エリートS)」(JA20YA)で、2機目はとなるエリートIIは8月末に導入し、9月から事業機に追加した。

 エリートIIは燃料タンクの拡張などで、4人搭乗時の航続距離がエリートSの1437海里(約2661km)から1547海里(約2865km)に延びた。最大離陸重量は1万1100ポンドに増え、主翼にグランドスポイラーを初搭載したことで、着陸時の操縦性や着陸性能を向上させた。

 プライベートジェット事業は、FPGグループの顧客基盤である個人富裕層が主なターゲット。優先的にチャーターできる「優先航空券」などのサービスを展開している。