東電が2日連続で他電力から電力融通 厳しい残暑続き冷房使用が増加

AI要約

東京電力は厳しい残暑による電力需要増加で他社から電力融通を受けることを発表しました。

東京都心では34.5℃を観測し、電力供給の余力が一時的に不足する状況が続いています。

東京電力は引き続き安定供給に努めるとしています。

東電が2日連続で他電力から電力融通 厳しい残暑続き冷房使用が増加

きょうも厳しい残暑で冷房など電気の使用量が想定を上回ったことから、東京電力はほかの電力会社から電力の融通を受けると発表しました。

東京電力パワーグリッドは午後4時半から30分間、エリアが隣り合う中部電力から電力の融通を受けると発表しました。融通を受けるのは2日連続で、今年に入って3回目です。

きょうは東京都心で34.5℃を観測するなど、きのうに引き続き厳しい残暑です。このため冷房など電気の使用量が想定以上に増え、東京エリアでは電力供給の余力を示す「予備率」が最低限必要とされる3%を一時下回るなど、需給がひっ迫したということです。

東京電力は「引き続き電力の安定供給に努める」としています。