エヌビディアCEO、顧客との関係「緊迫」-AI半導体争奪戦で

AI要約

米半導体大手エヌビディアのCEOは、顧客との関係が部品不足のために緊張を増していると認識を示した。

需要が非常に高く、競争が激化している状況で、一部の顧客は不満を持っている。

エヌビディアは次世代の人工知能半導体に強い需要があるため、サプライヤーとの連携を強化している。

エヌビディアCEO、顧客との関係「緊迫」-AI半導体争奪戦で

(ブルームバーグ): 米半導体大手エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は、需給が逼迫(ひっぱく)する同社製品の奪い合いで一部顧客が不満を募らせており、緊張が高まっているとの認識を示した。

フアン氏は11日、サンフランシスコで開催されたゴールドマン・サックス・グループのテクノロジー会議で登壇。「需要は非常に高い。誰もが一番先になりたいし、誰もが最上位になりたがる」と発言。「感情的な顧客が恐らく増えている。それは当然だ。緊迫している。当社は最善を尽くそうと努めている」と述べた。

エヌビディアの次世代人工知能(AI)半導体「ブラックウェル」に対しては旺盛な需要があると、フアン氏は指摘。同社はハードウエアの物理的な生産を外部に委託し、サプライヤーは需要に追いつくために最大限の努力で前進していると同氏は語った。

原題:Nvidia CEO Says Customer Relations Are ‘Tense’ Due to Shortages(抜粋)

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