米住宅ローン金利が大幅低下、23年2月来の低水準-借り換え広がる

AI要約

米住宅ローン金利が2023年2月以来の低水準に低下し、住宅ローン申請や借り換えが増加している。

30年固定住宅ローンの契約金利は6週連続で下落し、15年固定住宅ローンも低水準となっている。

住宅購入と借り換えの指数が上昇しており、市場に影響を与えている。

米住宅ローン金利が大幅低下、23年2月来の低水準-借り換え広がる

(ブルームバーグ): 米住宅ローン金利は先週、大幅に低下し、2023年2月以来の低水準となった。ローン申請や借り換えの動きが加速している。

全米抵当貸付銀行協会(MBA)の11日発表によると、30年物固定住宅ローンの契約金利は6日終了週に14ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し6.29%。これで6週連続での低下となった。

ローン金利低下を受け、住宅購入に向けた住宅ローン申請指数は1.8%上昇し、ほぼ2カ月ぶりの高水準。借り換えの指数は0.9%上げ、2022年5月以降で2番目に高い水準となった。

15年物固定住宅ローンの契約金利は平均で27bp低下し5.71%と、23年2月以来の低水準。

原題:US 30-Year Mortgage Rate Slides to Lowest Since February 2023(抜粋)

(c)2024 Bloomberg L.P.