東京円、142円台前半

AI要約

11日午前の東京外国為替市場では、円相場が1ドル=142円台前半で取引されていた。

米長期金利の低下により、日米金利差の縮小が材料視され、円を買ってドルを売る動きが広がった。

日本時間11日夜には8月の米消費者物価指数(CPI)が公表されるため、円相場の動向が注目されている。

 11日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=142円台前半で取引された。

 午前10時現在は前日比1円32銭円高ドル安の1ドル=142円28~30銭。ユーロは1円71銭円高ユーロ安の1ユーロ=156円79~83銭。

 米長期金利が10日に低下したことを受け、日米金利差の縮小が材料視された。円を買ってドルを売る動きが進んだ。

 日本時間11日夜には8月の米消費者物価指数(CPI)が公表される。外為ブローカーは「内容次第では円高ドル安の流れが変わる可能性もある」と指摘した。