万博の会場建設、追加費用52億～62億円計上へ 理事会で決定方針
AI要約
来年4月に開幕する大阪・関西万博の準備を進める日本国際博覧会協会が、会場建設で当初見込んでいなかった費用が生じたとして、52億～62億円を計上することが11日分かった。
予備費の半分近くを使う可能性があり、今後のコスト増によっては会場建設費の増額につながるおそれも出てきた。
協会は会場建設費を2350億円とし、うち130億円を予備費としている。協会は昨年、参加国が建物をデザインして費用を負担する「タイプA」の建設遅れが目立ったため、かわりに工期の短い箱形の建物を協会が建て、参加国からもらう建設費でその費用をまかなう「タイプX」を提案した。タイプXの建設費は予算計上していない。
来年4月に開幕する大阪・関西万博の準備を進める日本国際博覧会協会が、会場建設で当初見込んでいなかった費用が生じたとして、52億～62億円を計上することが11日分かった。
予備費の半分近くを使う可能性があり、今後のコスト増によっては会場建設費の増額につながるおそれも出てきた。
協会は13日に開く理事会に諮る。
協会は会場建設費を2350億円とし、うち130億円を予備費としている。協会は昨年、参加国が建物をデザインして費用を負担する「タイプA」の建設遅れが目立ったため、かわりに工期の短い箱形の建物を協会が建て、参加国からもらう建設費でその費用をまかなう「タイプX」を提案した。タイプXの建設費は予算計上していない。
