パナソニック、最新型のEV向け電池を量産へ 容量が従来の5倍

AI要約

パナソニックエナジーは和歌山県にある工場をリニューアルし、最新型の車載電池の量産を開始する。

生産した電池はテスラに供給される予定であり、高容量の電池は自動車メーカーのコスト削減に貢献する。

パナソニックHDの楠見雄規社長は開所式で「EVの普及拡大に寄与するものと確信している」と述べた。

パナソニック、最新型のEV向け電池を量産へ 容量が従来の5倍

 電気自動車(EV)向けのリチウムイオン電池などを生産するパナソニックエナジーは、和歌山県紀の川市の工場をリニューアルした。新設した設備で、従来の5倍の容量を持つ最新型の車載電池の量産を始める。

 生産した電池は米テスラに供給することを想定している。

 高容量の電池は、電池同士をつなぐ手間が少なくなるなど自動車メーカーのコスト削減につながる。9日に同工場であった開所式では、親会社であるパナソニックホールディングス(HD)の楠見雄規社長が「EVの普及拡大に寄与するものと確信している」と語った。