AIで人流や温度など解析 CO2排出量“半減”新空調システム 大手スーパーが本格導入へ
大手スーパーが脱炭素を進めるためAIを活用した効率的な空調管理システムを導入
センサーデータをAIが解析・学習し、最適な空調管理を実現
来店客の数や室温変化に応じて空調を調整し、エネルギー消費量を削減
脱炭素を進めるためAIを活用して効率的な空調管理を行うシステムが大手スーパーに本格導入されます。
大手スーパー「イトーヨーカドー」の店舗で本格導入されるのは、センサーで集めた人の流れや温度、CO2濃度などのデータをAIが解析・学習して最適な空調管理を行うシステムです。
来店客が少ない時間帯は空調の稼働を抑えるなど、客の数や室温の変化に応じて空調をコントロールすることでエネルギー消費量が削減できるとしています。
イトーヨーカ堂 山本哲也社長
「まずは目標としては50%、こちらの排出量の削減ということを行い、これによっての効果はCO2排出量としては年間でおよそ2.2万トン(削減)、これをですね、当面の目標としていきたいと思っております」
イトーヨーカ堂は来年度にかけて、およそ70店舗で順次導入していく計画です。