世界に挑むスタートアップ (41) CO2排出量算定のウェイストボックス 上場企業250社に支援実績 26年3月期売上高10億円目指す

AI要約

ウェイストボックスは、企業のCO2排出量の算定支援などを手掛ける企業で、急成長を遂げている。売上高は過去数年で大幅に増加し、脱炭素社会実現に向けた機運醸成が背景にある。

需要が増加するカーボン・クレジットの運用支援にも注力し、今後さらなる成長が期待されている。売上高は26年3月期には10億円まで引き上げる計画だ。

本社を名古屋市東区東桜に置くウェイストボックスは、環境への取り組みを重視する企業にとって重要な存在となっている。

世界に挑むスタートアップ (41) CO2排出量算定のウェイストボックス 上場企業250社に支援実績 26年3月期売上高10億円目指す

 企業の二酸化炭素(CO2)排出量の算定支援などを手掛けるウェイストボックス(本社名古屋市東区東桜、鈴木修一郎社長)は、脱炭素社会実現に向けた機運醸成を背景に急成長を遂げている。2018年3月期に6千万円だった売上高は、24年3月期に約7億円まで増加した。今後需要増が見込まれるカーボン・クレジットの運用支援などにも力を入れ、26年3月期には、売上高を10億円まで引き上げたい考えだ。