円急伸、一時142円台前半 1カ月ぶり高水準 東京市場

AI要約

6日の東京外国為替市場で円相場が急伸し、1ドル=142円台前半に到達しました。この1カ月ぶりの高値水準は、米国での雇用関連指標の低調な結果による大幅利下げ観測や日米の金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが背景にあります。

安全資産としての円の需要が高まり、日経平均株価の続落も円の買い支えとなりました。午後5時現在、1ドル=142円52~53銭で、前日比1円08銭の円高・ドル安となっています。

為替市場では引き続き米国の動向や金利の影響が注目される中、円相場の動向には引き続き注目が集まる見込みです。

 6日の東京外国為替市場の円相場は一時、1ドル=142円台前半に急伸した。

 8月5日以来、約1カ月ぶりの高値水準。米国で雇用関連指標の低調な結果を受けて、大幅利下げ観測が浮上。日米の金利差縮小を意識した円買い・ドル売りが優勢となった。日経平均株価の続落で、安全資産とされる円を買う動きも出た。午後5時現在は142円52~53銭と前日比1円08銭の円高・ドル安。