コメ不足の中 コメ農家の倒産・廃業が急増
コメ農家の倒産・廃業が過去最多の34件となり、生産コストの上昇や後継者不足が深刻化している。
経営をあきらめる農家が増えると、将来的に主食のコメの供給が安定しなくなる可能性がある。
この状況を打破するためには、資材価格の抑制や後継者育成の支援が必要とされる。
帝国データバンクによりますと、今年1月から先月にかけて発生したコメ農家の倒産・廃業の件数は34件でした。
去年1年間の35件を大幅に上回り過去最多となることは確実で、初の年間40件台の到達も想定されます。
背景には、生産コストの上昇と深刻な後継者・就農者不足が挙げられます。
資材の高騰と値上げの難しさから農家が経営をあきらめる状況が続けば、将来的に主食のコメが安定的に供給できなくなる可能性もあるということです。
(「グッド!モーニング」2024年9月6日放送分より)