【元銀行員が見た】お金持ちとそうでない人の「家の違い」10選!日本の富裕層ピラミッドも紹介

AI要約

2024年8月に発表された消費者物価指数は108.6で物価上昇が続く見込み。

日本の富裕層の保有資産や世帯数が増加し、資産価格の上昇が要因。

富裕層が増える理由や資産運用の秘訣、相談先について解説。

【元銀行員が見た】お金持ちとそうでない人の「家の違い」10選!日本の富裕層ピラミッドも紹介

2024年8月に発表された消費者物価指数によると、総合指数は108.6となっています。

基準となる2020年と比べると数値が上がっていて、今後も物価上昇は続くと予想されています。

「毎月の生活費が大変」「支出が増えている」と感じる人も多いのではないでしょうか。

本記事では、日本の富裕層の保有資産や世帯数、記事の後半ではお金持ちとそうでない人の「家の違い」をチェックリスト形式でご紹介します。

暮らしや貯蓄について見直したい人はぜひ参考にしてください。

※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

2023年3月1日に発表された野村総合研究所「野村総合研究所、日本の富裕層は149万世帯、その純金融資産総額は364兆円と推計」から、日本にいる富裕層の割合を見てみましょう。

日本の資産1億円超の世帯は、148万5000世帯で、日本全体の約2%が富裕層に該当しています。

次に、富裕層の世帯数や資産規模をみていきましょう。

●富裕層の世帯数と保有資産規模

世帯の純金融資産保有額のマーケット分類です。

 ・超富裕層(5億円以上):9万世帯/105兆円

 ・富裕層(1億円以上5億円未満):139万5000世帯/259兆円

 ・準富裕層(5000万円以上1億円未満):325万4000世帯/258兆円

 ・アッパーマス層(3000万円以上5000万円未満):726万3000世帯/332兆円

 ・マス層(3000万円未満):4213万2000世帯/678兆円

純金融資産保有額とは、預貯金や株式、債券、投資信託、保険などから不動産購入にともなう借入などを差し引いた金額をもとにしています。

過去10年近くにわたり、日本では富裕層が増えています。

データをもとに、2019年と2021年の富裕層および超富裕層の純金融資産保有額をみていきましょう。

<2019年>

 ・超富裕層:97兆円/8万7000世帯

 ・富裕層:236兆円/124万世帯

<2021年>

 ・超富裕層:105兆円/9万世帯

 ・富裕層:259兆円/139万5000世帯

2019年と2021年を比較すると、超富裕層は資産額8兆円、世帯数は3000世帯、富裕層は資産額23兆円、15万5000世帯と増加しています。

次に、日本でなぜ富裕層が増え続けているか、理由を解説します。

●富裕層が日本で増え続ける理由

富裕層・超富裕層の世帯数や純金融資産保有額が増えている要因の一つは、株式などの資産価格の上昇です。

加えて、金融資産を運用する準富裕層の一部が富裕層に、富裕層の一部が超富裕層に移行したためと考えられています。

順調に資産を増やすための秘策はあるのでしょうか。

富裕層が資産運用に悩んだときの相談先について解説します。