東京円、143円台後半

AI要約

5日の東京外国為替市場では、円相場が1ドル=143円台後半で取引された。

米国の雇用関連指標が市場予想を下回り、FRBによる利下げ観測が強まり、ドルを売って円を買う動きが強まった。

日経平均株価の下落も影響し、ドル売り円買いが広がったとされる。

 5日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=143円台後半で取引された。

 午後5時現在は前日比1円39銭円高ドル安の1ドル=143円60~62銭。ユーロは1円09銭円高ユーロ安の1ユーロ=159円20~24銭。

 米国の雇用関連指標が市場予想を下回り、米連邦準備制度理事会(FRB)による大幅な利下げ観測が強まったことで、日米の金利差縮小を意識したドルを売って円を買う動きが優勢だった。

 市場では「5日の日経平均株価が下落したこともドル売り円買いを広げた」(外為ブローカー)との声もあった。