【独自】海水浴客は80万人減少も…“レスキュー”が385件と利用者割合で3割増加 12歳以下が最多で全体の約3割

AI要約

2024年の夏は猛暑であり、海水浴中の救助件数が増加した。

海水浴場での救助実態によると、海水浴客数は減少したが救助件数は増加し、特に12歳以下の救助が多かった。

日本財団・海のそなえプロジェクトの分析によると、今年は風が強く流されやすい状況が多かった。

【独自】海水浴客は80万人減少も…“レスキュー”が385件と利用者割合で3割増加 12歳以下が最多で全体の約3割

深刻な猛暑だった2024年の夏。

海水浴中に救助された人の割合が、2023年より3割増加したことがFNNの取材で分かりました。

日本ライフセービング協会がまとめた全国約200カ所の海水浴場での救助実態によりますと、2024年7月から8月の海水浴客は、2023年に比べ80万人減少したにも関わらず、レスキューは385件に増え、利用者数に対する割合は、1.3倍に増加したということです。

12歳以下が最も多く、全体の約3割を占めています。

日本財団・海のそなえプロジェクトは、「今年は風が強いと感じる日が多く、流されやすいフロートの利用者が多かった」と背景を分析しています。