米7月建設支出0.3%減、予想以上に減少 住宅ローン上昇など重し

AI要約

米国の建設支出が予想よりも減少し、特に住宅建設が鈍化していることが示された。

一戸建て住宅建設支出が急減し、非住宅の建設支出も減少していることが報告された。

一方、公共部門では連邦政府支出が増加した一方、州・地方政府支出は低下している。

米7月建設支出0.3%減、予想以上に減少 住宅ローン上昇など重し

[ワシントン 3日 ロイター] - 米商務省が3日発表した7月の建設支出(季節調整済み)は年率換算で前月比0.3%減と、ロイターがまとめたエコノミスト予想(0.1%減)以上に減少した。住宅ローンの上昇や住宅供給の増加が一戸建て住宅建設の重しとなった。

前年同月比では6.7%増だった。

民間部門の建設支出、住宅建設支出はともに0.4%減となった。

新築一戸建て住宅の建設支出は1.9%急減。集合住宅の建設支出は横ばいだった。

工場など非住宅の民間建設支出は0.4%減。

公共部門の建設支出は0.1%増。州・地方政府が0.1%減となった一方、連邦政府支出は2.1%増だった。