〔ロンドン外為〕円下落、146円台後半(2日正午)

AI要約

ロンドン外国為替市場での円相場が円売り・ドル買いの流れを受けて大幅に下落し、1ドル=146円76~86銭となった。

米経済指標が好調で米大幅利下げ観測が後退したため、円売り・ドル買いが優勢となった。

対ユーロや対ドル相場も円安が続き、ユーロやドルが上昇している状況。

 【ロンドン時事】週明け2日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、円売り・ドル買いが進んだ海外市場の流れを引き継ぎ、1ドル=146円台後半に下落した。正午現在は146円76~86銭と、前週末午後4時(145円56~66銭)比1円20銭の大幅な円安・ドル高。

 前週発表された良好な米経済指標を背景に、9月の米大幅利下げ観測が後退する中、この日の東京市場では円売り・ドル買いが優勢となった。ロンドン時間の朝方は146円10銭台で推移した後、円売りが加速し、序盤に146円80銭台まで軟化した。ただ、米国市場が休場のため手掛かり材料に乏しく、正午にかけては狭いレンジでもみ合う展開となった。

 対ユーロは1ユーロ=162円41~51銭(前週末午後4時は161円12~22銭)と、1円29銭の円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.1061~1071ドル(同1.1064~1074ドル)。

 ポンドは1ポンド=1.3132~3142ドル(同1.3138~3148ドル)。スイス・フランは1ドル=0.8499~8509フラン(同0.8478~8488フラン)。