英製造業PMI、8月改定は52.5で2年余りぶり高水準 内需が堅調

AI要約

英国の製造業PMIは52.5で、7月から上昇し、2022年6月以来の高水準となった。

投資財セクターが特に好調であり、企業の景気に対する自信の表れとされている。

輸出の落ち込みを内需が補う中、国内市場は引き続き好調だとされている。

英製造業PMI、8月改定は52.5で2年余りぶり高水準 内需が堅調

[ロンドン 2日 ロイター] - S&Pグローバル/CIPSが2日発表した8月の英国の製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は52.5で、7月の52.1から上昇し、2022年6月以来の高水準となった。速報値と変わらなかった。輸出の落ち込みを内需が補った。

S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのディレクター、ロブ・ドブソン氏は「製造業全体が上向き、中でも投資財セクターが際立っている」と述べた。投資財への需要は企業の景気に対する自信の表れと見なされている。

生産や新規受注のほか、雇用も伸び続けている。

欧州の低迷、中国の景気減速、輸送コストの上昇、世界的な不透明感により海外からの新規受注が22年初頭から継続的に減少する中、国内市場が引き続き好調だという。

供給制約などにより投入価格は8カ月連続で上昇した。